『自分の言葉』は理解されない

ビジネス書や就活学生向けの記事の中で『自分の言葉で語りましょう』というのを見かけるが、これはマニュアル化された、無難な受け答えに対するアンチテーゼだと理解している。
実際に何かを説明して『相手に理解してもらう』『相手と認識を共有する』ためにはむしろ『相手の言葉』で話すべき。
(特に1対1の場合)
極端な例だが、田舎のじいちゃん、ばあちゃんに学校や会社の事を話す場合や、小さい子の質問に答える場合。
相手の言葉で話していると思うがどうだろう。
実は『自分の言葉で語りましょう』という人は『私にもわかる(もしくは楽しめる)ように話してよ』と言っているのかもしれない。