『宇宙兄弟』小山宙哉
![宇宙兄弟(12) (モーニング KC) 宇宙兄弟(12) (モーニング KC)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51XkMFQzNsL._SL160_.jpg)
- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/22
- メディア: コミック
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連載序盤は食わず嫌いで読み飛ばしていたが、今年になって読み出したら面白くて、一気買いしてしまった。
泣ける漫画みたいな紹介のされ方をされているけど、それがメインではないと思う。
泣けるのはおまけ。
『マスターキートン』的な気付きや発見による成功の面白さもあるし、伊坂作品の『重力ピエロ』や『魔王』的な
兄弟のやり取りの雰囲気もあって、そりゃ(自分にとって)面白いだろうという感じ。
それに主人公に魅力がある。さえないけど駄目じゃないみたいな。(宇宙船サジタリウスの主題歌を思い出す)
でも、やっぱ泣けるから。
しかも、なんでもないシーンから不意打ちで来るから、茶店なんかでは読まないほうがいい。