働かないアリに意義がある
- 作者: 長谷川英祐
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2010/12/31
- メディア: 新書
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最近、「自慢されて終わっちゃったよ」みたいな本が多かったが、こういう本があるから買ってしまう。
ただ、タイトルや帯の煽り方はミスリード気味だと思った。
そこだけが残念。
働き蜂の法則*1は良く耳にすると思うが、
蟻や蜂などの社会性生物の研究成果を判りやすく、面白く紹介してくれている。
途中、難しい話も出て来たが、面白いエピソードが沢山あった。
学問的な話は、若い頃の方が理解力が高く飲み込みが早いと思うが、現在の方がうまく消化できるような気がする。
若いうちに勉強しておきなさいというのはこういう事(記憶力と理解力のあるうちに、情報を集めておいて年とってから応用)
だったのだなと、いまさら思う。関係ない。
本題。
*1:優秀な働き蜂100匹の集団を形成すると,25匹は良く働き,50匹はそれなりに働き,25匹はあまり働かなくなる