第78回日本ダービー

横山Jがダービージョッキーに輝いた事がきっかけで、ここ1、2年、また競馬を真面目に見ようとしている。
だけど、昔の熱はもどってこない。
ダービーWEEKだったのに、ダービーDAYなのに普通だもの。
(あんなにヤンチャだったノリが43歳!息子がデビューしてくるなんて!)


昔は、2月くらいから、ダービー終わるまでずっとダービー馬はどの馬か考えている感じ。
(違法だったけど学生の頃。もう時効でいいのかな?時効警察くるのかな?)
ダービーWEEKはもとより、ダービーの2週間前くらいからテンション高かった。
その間中、ずっと当日の天気が気になるし、今日のようにダービー当日が雨になると、それはガッカリしたものだった。
馬券的な理由もあるけど、重馬場のダービー馬はなんとなくフロックのように感じていたから。
(今は、むしろ、条件が悪化するほど強い馬でないと来られないと判っているけど)
結局、昔は好きな馬が勝つようなストーリーを2週間かけて考えていたんだと思う。
そして、それが一番楽しかった。それでは当たらないけどね。


競馬は、やっぱり、お金がないころの方が断然楽しい。
「お前が負けたら、俺も食パンだ」
みたいなテンション。
昔、柴田政人のダービーに賭けたお金と、今日、流したお金が同額。
だけど、価値観とテンションは全然違う。
いまさら、ドキドキする額は賭けられないし賭けようと思わない。
残念な事に。


今年のダービーは、最後まで好きな馬も見つからず。
皐月でちぎったオルフェーブルが抜けたかなと思っていたけど、重馬場。
ステイゴールド産駒だけど、脚質的に気になった)
そして、デットーリ来日。
という事で、デボネアサダムパテックナカヤマナイトを加えたボックスにして見ていたけど、あの結果。
認識以上にオルフェーブルが抜けているみたい。
皐月の3馬身は1馬身3/4に縮まったけれど、皐月組みとの差は8馬身3/4と開いている。
加えて、もっとも小柄な馬がこの馬場で勝ちきった事の価値は、結構、大きいのではと思う。
気がつけば3冠という可能性も大きいのではないか。
母の父、メジロマックイーンというのも当時の競馬ファンとしてはそそられるではないか。
京都で勝ちきっていないのは少し気になるかな。